他の記録媒体よりもSDカードが主流な理由

なぜSDカードが主流になったのか?
メモリーカードでなぜSDカードが主流になっているのかというと、様々な理由が考えられますが、第一にこれまでのメディアが古くなっていて、新しい規格として誕生したことが挙げられるでしょう。これまでは高価なデジタルカメラにコンパクトフラッシュを、そうでないものにはスマートメディアというものを使用していました。前者は容量が大きいものの、小型ではなく、後者は容量が少ないのが難点でした。それがSDカードが作られたことによって、その悩みが解消されるようになりました。また競合する規格は他にもあったものの、SDカードの場合、ライセンス料金を安く抑えることができ、宣伝も行ったので、他のメーカーの参入を促して一般的になったと言うことも考えられるでしょう。そして様々な機種に対応できるようになっているので、利便性が高いというのも理由として挙げられます。

高機能で利便性が高いSDカード
SDカードの他にも、例えばxDピクチャーカードというものも実は販売されていました。SDカードと同じように、容量も8GBあり、性能としては十分だったのですが、使い勝手があまり良くなく、ヒットすることはありませんでした。大容量だったのは良かったものの、使用目的がデジタルカメラのみとなっていて、他の媒体では使用がしにくかったというのが大きな理由として挙げられます。シェアとしてもSDカードが8割から9割を占めて、このxDピクチャーカードはシェアの伸び率に悩んだと言われています。SDカードは価格帯も良く、使い勝手が良かったという点から、今はほとんどの方がこちらを使用しています。

共同開発されたSDカード
SDカードは、パナソニックや東芝、サンディスクの3社が中心になって作られたので、主流になったという意見もあります。これらの有名な3社が作ったものだから、安心して使うことができるといった声が聞かれるようです。